268万%のインフレに 政治的混乱続く南米ベネズエラ
政治的な混乱が続く南米のベネズエラでは、食料品や医薬品が極端に不足して物価が高騰し、ことし1月の物価上昇率は年率で、268万%にまで膨れ上がりました。
南米のベネズエラでは、独裁体制を敷くマドゥーロ大統領と、これに反発して暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長が対立し、それぞれを支持するロシアとアメリカをはじめ国際社会を巻き込んで混乱が広がっています。
独裁政権が続き、経済政策が混乱したことに伴って食料品や医薬品が極端に不足して物価が高騰し、ベネズエラの国会は、11日までに、ことし1月の物価上昇率が、年率で268万%になったと発表しました。
ベネズエラをめぐっては、グアイド国会議長を支援するアメリカが先月、経済制裁を強化したのに加えて、今月からはマドゥーロ政権側が、アメリカが物資を用いてベネズエラを混乱させようとしているとして欧米諸国からの人道支援物資の受け取りを拒否していることからモノ不足が加速しています。
IMF=国際通貨基金は、ベネズエラの物価上昇率はことし中に年率で1000万%に上ると予測していますが、これを上回る可能性も出ています。
こうした状況を受けて、周辺国などに逃げ出す人たちが急増していて、年内には難民の数が500万人を超すとみられ、国際社会の早急な対応が迫られています。
(引用;NHKニュース)
今が268万%で今年中に1000万%まで上がっていくとかドラゴンボールみたいに物価が跳ね上がっています。
ベネズエラのインフレ率の推移を見てみましょう。
2012年あたりから倍々といっていいくらいにインフレが加速しています。
直近では、2018年12月の物価上昇率が年率169万8488%
2019年1月で268万%
と、経済立て直しの様子は見られず、ハイパーインフレはしばらく続きそうです。
ベネズエラでは1ヶ月で物価が倍になっていると言えばイメージしやすいですかね。
10円で購入できたうまい棒が、2018年12月には16万9千円になり、2019年1月には26万8千円になっている状態です。
そんな状況で生活できるはずもないため、失業者が増え国民は大混乱、続々と周辺国に逃げて行っています。
避難先で最も多いのは、コロンビアの117万人。
次いでペルーで55万人、エクアドルで25万人、アルゼンチンで13万人、ブラジルで8万5000人と周辺国に散らばっています。
ベネズエラの人口が3100万人程度なので、人口の1割あたりの国民が難民化し周辺国に逃げているのは想像を絶します。
ベネズエラ、1月のインフレ率268万%
2680000%↑
??????
10円のうまい棒が26.8万円になるということ…?https://t.co/L94VZxSf5L pic.twitter.com/b22tIpK1bj
— Tyado????Ripple (@TyadoRipple) 2019年2月11日
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— Asterisk⭐News💫相互フォロー (@populus1q3) 2019年2月11日
ベネズエラのインフレ率169万%www
100円の低脂肪乳が1億6900万円www
しかも国民の平均体重がめっちゃ落ちてる
この国こわすぎ怖すぎ
北の国とのいい勝負w— 渚 (@nagisa_zumezume) 2019年2月10日
https://t.co/rLWBLfHC62
この間隕石まで落ちてきたんだってな。大変だな— ニトロ天満宮 (@qqq74qqq) 2019年2月11日
世界一の石油埋蔵量を持つベネズエラが経済破綻!インフレ率が100万%に到達!飢餓で国民の体重は1年で10kg減少!食用ウサギがペットに! https://t.co/CGiiPDPL14
— 堀北真希☆ミ (@eisdgust12nt) 2019年2月11日
南米の産油国 #ベネズエラ が破綻国家の様相を呈しつつある。過去5年で経済規模が半減し、国民の1割以上が国外に去った https://t.co/x5fOnatQua
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年2月6日
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