投資信託ランキング上位を調べてみた!ニッセイGやひふみプラスなど

チャート

こんにちはえっちょです。NYダウが1000ドル超上がったり日経平均が2万円挟んで上げ下げしていると相場は難しいなと痛感します。こんな時はみなさんはどのようなトレードをしていますか?

 

今回の下落で個別株投資に自信を無くした人もいるかもしれません。

日経平均は一時1万8900円台での値動き。下げ幅が200円を超える場面もあった。米株価指数先物が下げ幅を拡大したことが日本株の重しとなっている。

また「大手証券で4ケタ規模の追い証が発生したとの観測が出ている。規模としては大きく、相場への影響が懸念されている」(国内証券)との声が出ていた。

(引用;https://blogos.com/article/347610/)

 

上の記事のように追証が発生して退場を余儀なくされた人もいるでしょう。

ネットで調べているとリスク資産を減らして現金化している人も多いようです。今回の下落で現金化したはいいものの次の投資先に悩んでいる方。投資信託が1つの選択肢にはいるかと思います。

 

そこで今回は投資信託ランキング上位の銘柄を調べたので、つらつら書いていきます。

 

投資信託ランキング常連のニッセイGやひふみプラスについて

 

ランキング第一位のニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)

第一位様はどんなものかと調べてみました。

 

基準価格は4,318円で純資産総額は889億程度、税引き前直近分配金150円という概要でした。

基準価格4318円で分配金150円てしゅごい。ざっくり100万円で毎月34500円くらい分配もらえるとか。。。年41万で税引でも33万くらい。

基準価格下がらなければ非常に良い利回りとしか言いようがないですね。

 

中身はどうなっているのか、基準価格、分配金はキープできるのか?調べてみましょう。

 

 

あっ・・・

基準価格はかなりの下落傾向です。3年スパンでみると高値の3分の1まで下がってます。

分配金貰ってもたこ足なら意味ないですね。

いったいニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)は何に投資しているのか中身を見てみましょう。

 

 

上位10銘柄の合計で約50%ほどを占めているのがわかりますね。地域別にみるとイギリス・米国・フランス・イタリアで70%以上を占めています。

グローバル高配当という名前ですが、結局は欧州と米国の高配当銘柄(金融セクター、インフラセクター)に投資しているようです。

 

なんで1位なんですかね・・・?毎月の分配金が魅力ではありますが基準価格の下落スピードが上回る気がします。

 

続いて話題のひふみプラスを見てみましょう。

 

基準価格は33,268円で純資産総額は5,306億程度、分配金は再投資という概要でした。

どんな値動きで基準価格3万円を超えたのか見てみましょう。

 

 

こうしてチャートを見てみると2017年から基準価格・純資産ともに増えていっています。3万円台から高値4万円まで上昇しています。

さすがに直近の相場ではかなり下落しているようですが、それまではずっと右肩上がりでいいパフォーマンスでした。

何を持ってたらこんなパフォーマンスになるのか見てみましょう。

 

 

 

こうして中身を見てみるとほとんど国内の株式で占められているのがわかります。特に東証一部上場企業で8割以上の構成になっています。

12/28の日経新聞によると、

「地味だけれど地道に成長していく企業」に投資するのが特徴で、今年に入って国内屈指の大規模ファンドに急成長した。

今年に入ってからの運用では苦戦が続く。5年などの中長期でみるとTOPIX(配当込み)を大きく上回る成績を上げてきたが、11月末時点で年初来騰落率はマイナス9.01%。TOPIX(配当込み)のマイナス6.42%より落ち込みが激しい。

国内の株式が全般に値下がりした10月には、月間騰落率がマイナス12.16%と設定後で最大の下げ幅を記録。TOPIX(配当込み)のマイナス9.41%よりもきつい下げとなった。

歴史的な成績悪化の背景について、藤野英人社長は10月の運用リポートで(1)グロース銘柄からバリュー銘柄へのまき戻し(2)小型株から大型株へのまき戻し――が起きたと分析。「ひふみ」はグロース株や中小型株の組み入れが多いのが特徴の一つだが、今後の運用については「バリューや大型株の比率を上昇させることも必要」との考えを示した。

11月末時点の組み入れは231銘柄で、1年前から30銘柄増やした。組み入れ上位10銘柄のうち、4銘柄は中小型だった。米国のIT(情報技術)企業などを組み入れた影響で、海外株式比率は1年前の2.9%から10.7%に跳ね上がった。

(引用;日経新聞)

 

今までTOPIXを上回るパフォーマンスを出していたので、相場が悪いときにはTOPIXの下落以上に下がるのはしょうがないかと。

ただ、バリュー株や大型株の比率を上げるよりは、一時的に現金比率を上げてリスクヘッジするのもありなんじゃないかと思います。

 

まとめ

 

今回は2つの投資信託を見てみました。結論から言えばひふみプラスは検討してもいいのかなと思います。

資金がある程度あるのであれば上位10銘柄を個別株で買って分散投資とかもいいかもしれません。

元証券マン的には投資信託での運用は中長期でやらないとうまくいかないため、短期投資の人にはおすすめできません。

中長期での運用は、目まぐるしく変わる経済環境のスピードにポートフォリオの変更がついていけるかという点に注意して運用していきたいですね。

 

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