「ヨーグルト。いいえケフィアです。」でお馴染みのやずやに風評被害 じゃない方のケフィア事業振興会が破産で家宅捜索

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ケフィアを家宅捜索 出資法違反疑い、被害約3万人

 

加工食品などのオーナーを募って多額の資金を集めていた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京・千代田、破産手続き中)がオーナーへの配当を滞らせている問題で、警視庁生活経済課は6日、出資法違反容疑で同社本社を家宅捜索した。同庁は破産する直前まで、元本保証をうたって不特定多数のオーナーから資金を集めていたとみて実態解明を進める。

破産申し立てをした弁護士によると、同社の負債総額は約1001億円。被害を受けたのは全国で約3万人に上るとみられる。大半が高齢者を中心としたオーナー契約を結んだ個人で、消費者庁によると、中には1億円を出資したが取り戻せていない人もいるという。

同社は1992年に創業し、2000年ごろからヨーグルトの種菌やリンゴジュース、干し柿などの通信販売を展開。関係者によると、11年ごろから通販会員向けにダイレクトメール(DM)を送り、通販サイトで扱う商品への出資を募る「オーナー制度」を始めた。 同制度はケフィアの関連会社「かぶちゃん農園」(長野県、破産手続き中)などが育てた果物の加工品のオーナーになれば、出資してから半年後に、10%前後の利息(配当)を上乗せした金額か、同等の商品の受け取りを選べるとしていた。

しかし17年秋ごろ、新たなコンピューターシステムの導入を理由に配当の遅延をオーナーらに通知し、支払いが滞った。18年9月、東京地裁が破産手続きの開始を決定した。これまでにグループ会社27社も破産手続きに入っており、グループでの負債総額は計1200億円を超える。

ケフィア社を巡っては18年7月に「被害対策弁護団」が発足。弁護団は元金保証の高利回りをうたい、不特定多数から出資を募る勧誘方法が出資法違反などに当たる疑いがあるとして警視庁へ情報提供していた。同弁護団は、同社関係者への損害賠償請求訴訟などの民事手続きも進めている。

(引用;日経平均

 

 

オーナー制度を謳い、干し柿や各種ジュースなどのオーナーになれば、出資してから半年後で約10%の配当金を受け取れるといっていました。

しかも元本保証で。元本保証で!

他にも太陽光発電や電気自動車等への投資で7%前後の金利が出ると約束していたようです。

金融商品や投資系で元本保証を謳っている者はほぼ100%詐欺やそれに類するものなのは常識ではないでしょうか。

なぜこんなうまい話があるのかと疑わなかったのでしょうか。

 

当然「ケフィア事業振興会」に事業運営や投資のプロがいるわけもなく、集めた資金で満期商品の配当支払いに充てるという自転車操業状態になっていました。

 

今回1000億円を超える規模になったのは、商品が毎月お届け便などで実際に届いており出資者側が安心していたというのが要因でしょうか。

プラス、出資者には頻繁に連絡を取っており、

・歌舞伎公演の招待

・シルクドソレイユの貸切公演

・海外旅行イベント(チャーター機を手配)

等サービスを行いグリップを握っていたようです。

 

また詐欺によくある手口ですが、最初は少額取引を行い、少し増やして還元してを繰り返し、安心したところで大金を預けさせるという手法を使っていました。

 

悪意を感じてしまいます。

 

2019年2月7日時点で

HPはこのような状態になっています。

 

こちらはじゃない方のやずやHP

 

 

 

 

 

 

 

やずやさんへの風評被害がないことを願います。

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