大阪IR基本構想案、経済効果は年間7600億円 松井知事「世界トップクラスに」
カジノを含む統合型リゾート=IRの誘致を目指している大阪府と市が、具体的な構想案をまとめました。
投資規模はシンガポールのIR施設の約2倍です。
「世界のトップクラスに肩を並べられると思っています」(大阪府 松井一郎知事)
これまで負の遺産とされてきた大阪市の人工島・夢洲に府と市が誘致を目指しているカジノを含む統合型リゾート、IR。
12日発表された「大阪IR基本構想案」では夢洲に9300億円を投資し、施設の延べ床面積は100万平方メートルになるといいます。
完成イメージを見てみると…10万平方メートル以上の展示場を備えた複合施設に、1万2000人規模の会議に対応できる国際会議場、3000室以上の客室を持つ宿泊施設などを整備するとしています。
「総額9300億円の投資規模という構想もだされた。
みなさんがよく知っているマリーナ・ベイ・サンズの倍くらいの規模ですから、日本でトップレベルになると思います」(大阪市 吉村洋文市長)
吉村市長が引き合いに出したのは、シンガポールの象徴とも言えるIR施設「マリーナベイ・サンズ」。
カジノについても、大阪IRではマリーナベイサンズの2倍にあたる最大3万平方メートルまでカジノエリアを設けることが可能となります。
施設全体の年間利用者数は延べ2480万人を見込んでいて、近畿圏の経済効果は年間で7600億円になると試算。
構想案にはギャンブル依存症対策や治安対策も盛り込まれ、府と市は国の基本方針が決まり次第、事業者の選定をすすめたいとしています。
(引用;MBSニュース)
大阪府がアップを始めたようです。
経済効果が7600億円規模とばかでかい話なので、実現するとすればかなりの企業が恩恵を受けるかと思います。
2020年の東京オリンピックが間近に迫り、2025年の大阪万博と国際的なイベントが続けば投資するにもいろいろ選定しなければ回転が間に合いそうにありません。
そこで今回は日本金銭機械に注目して調べてみました。
日本金銭機械って何してる会社?
JCMグループは、世界中の市場に向けてこれまで培ったテクノロジーを発展させ、ATM、券売機、精算機、自動販売機、納金機、各種キオスク端末機など様々な対象に、紙幣識別機ユニットを主力製品として事業を展開しています。
(引用;日本金銭機械HP)
とHPにあるように貨幣処理機のメーカーです。
東証1部上場企業で時価総額は300億程度なため、株価の値動きもそんなに重くはないかと思います。
日本金銭機械は、世界140カ国以上の紙幣に対応する貨幣処理機器メーカーで、特にカジノ用紙幣識別機ではパイオニア的存在です。
現状では欧米が主力で、米国の市場も押さえているため、この業種では独走状態と言っても過言ではないでしょう。
HPより日本金銭機械が扱っている機械を貼っておきます。
国内のカジノ動向は・・・?
日本金銭機械のIRを見ると
上記のようなスケジュールのようです。
東京と大阪にカジノができるかどうかはわかりませんが、余裕資金がある人は仕込んでおいてもいいと思います。
株価をチェック
チャートはぱっとしないですね。
短期ではなしですが、時価総額300億程度ですし、今後の期待にかけるなら買ってもいいと思います。
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