配当金の受取方法について:課税非課税NISA利用について解説!

証券会社で働いていた時に、配当金についてのお問い合わせが多かった記憶があります。初めて株式を購入した人からは、そもそも配当金ってどうやって受け取るの?といった質問や、ご家族が亡くなったことで株を相続してどう対応していいかわからない。などの質問が割と頻繁にありました。

近年ではNISA制度を利用して購入した株式の配当金は課税対象なのか非課税になるのかといった内容も増えておりましたので、今回は株式の配当金の受け取り方法や、課税制度について書いていきたいと思います。

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配当金の受取方法:メリットやデメリットについて

配当金の受取方法は今のところ4つのパターンにわかれます。今回はトヨタ自動車の株式を保有している場合で書きます。他の銘柄でもやることは一緒です。

①郵便局で現金で受け取る。

(「株式数比例配分方式」、「登録配当金受領口座方式」のどちらも選択されない場合は自動的に①現金で受け取るか②銀行振り込みかになります。)

配当金の受取時期になると、トヨタからこんな感じで書類が送られてきます。

この書類と印鑑を持って、郵便局に行けば現金で受け取ることができます。

この方法で配当金を受け取るメリットはあまりないですね。強いて言うならば、現金で受け取ることができるので、配当金貰った!やったぜ!といった実感があるくらいですかね。

デメリットは郵便局に行くのめんどくさいということ、受取期限があるのでそれを超過してしまった場合別途手続きが必要なこと、書類を紛失してしまう恐れがあることなどいろいろあげられます。

どうしても現金で受け取りたい!という強い気持ちがある人以外はやめておいた方がいいと思います。(証券会社で働いていた時はご年配の方と接する機会が多かったのですが、ご年配の方ほど、昔からこうやって配当金を受け取っているから受け取り方は変えたくないんだ!と主張する人が多かった気がしますね。)

②配当金を銀行振込で受け取る方法。(個別銘柄指定方式)

(「株式数比例配分方式」、「登録配当金受領口座方式」のどちらも選択されない場合は自動的に①現金で受け取るか②銀行振り込みかになります。)

株式の発行会社毎に口座振込指定の手続きをする必要があります。書面での手続き後、指定した金融機関に配当金が振り込まれる方法です。(いくら配当金があったかは、「配当金計算書」等が郵送されますので確認できます。)

メリットは銀行振り込みなのでもらい忘れや、わざわざ郵便局に足を運ばなくていいことがあげられますね。

デメリットは複数銘柄を保有している場合、それぞれ口座振り込み指定の手続きをしなければならないため手間がかかる点があげられます。

③登録配当金受領口座方式

株主が保有するすべての株式等(他の証券会社・特別口座の保有分を含む)の配当金を指定した一つの預金口座で受領する方式です。

ゆうちょ銀行は指定できません。また、1つの証券会社で配当金の受取方法を変更すると他の証券会社の配当金受領方法も自動で変更されますので注意が必要です。

メリットとしては、②に比べ手続きの手間が少ないことがあげられます。

デメリットとしては、配当金も再投資しようと考えている場合はまた証券会社の口座に入金しないといけないことがあげられます。

④株式数比例配分方式

保有するすべての株式等の配当金を証券会社の口座で受領する方式です。SBI証券でトヨタ100株、野村証券でトヨタ100株を保有している場合、SBI証券にトヨタ100株分の配当金が振り込まれ、野村証券にもトヨタ100株分の配当金が振り込まれます。

証券会社に配当金が振り込まれると自動的にMRFというものに変わります。証券会社が現金を取り扱っていないため、このような制度がありますが、MRFは銀行でいう普通預金と同じものだと思って差し支えはないでしょう。

また、NISAで株式を購入している場合は、④の株式数比例配分方式を選択していないと、NISA枠で購入している株式の配当金が課税されますので注意が必要です!

NISAで配当金がでる銘柄を購入している場合は株式数比例配分方式を選んでおきましょう!

メリットとしては、NISA枠で購入している株式の配当金が非課税になること、証券会社の口座に振り込まれているので書面でのやり取りや郵便局に行く必要がないことですね。

デメリットとしては、配当金を何かに使う予定がある場合、証券会社の口座から銀行口座に振り込まないと現金として使用できないという点があげられます。

上記のような方法がありますが、なんかよくわからん!という人はとりあえず4番の株式数比例配分方式を選んでおきましょう!比較的損する可能性を少なくすることができる配当金の受取方法だと思います!

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