自動運転用のAI半導体銘柄に注目!潜在的市場規模は600億ドル?

2020年の東京オリンピックに間に合うよう、自動車メーカー各社が自動運転技術を実現化させるべく奮闘していますね。有名なところだとGoogle先生とかテスラモーターズ、トヨタ自動車とかがあげられますね。

有名どころだと多くの素晴らしい記事があるので、今回は自動運転の中核技術であるAI半導体について書いていきます。

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農業に自動化の波!自動運転トラクターが実現

農業用機械やロボタクシー等、自動運転技術の応用範囲は幅広いものになっています。自動運転関連産業の潜在市場規模を考慮すると、それを支える半導体の役割は大きいと考えられます。

農機メーカー各社は、ロボットの導入やシステムとの連動等による「スマート農機」化の取り組みをスタートさせています。

農機大手のヤンマーホールディングスは自動運転技術を搭載し、タブレットでの操作が可能な無人運転ロボットトラクターの発売を発表しています。

この無人運転ロボットトラクターは、セーフティブレーキ(自動運転中にエンジンが停止すると自動でブレーキがかかる機能)を搭載し、作業機の制御を自律的に行える「自動運転レベル2」に相当する機能をもちます。

自動運転レベル 2 – 一部の高級車で利用可能

消費者向け自動車の発売時期: 2014 年

今日のほとんどの高度なドライバー支援システムは、レベル 2 に該当します。これには、Tesla の Autopilot、Cadillac の Supercruise、Volvo の Pilot Assist などがあります。レベル 1 の自動車が速度またはステアリングのいずれかを制御するのに対して、レベル 2 の自動車は、両方を同時に制御することができ、車線維持支援などの機能を備えていることがあります。自律モードは特定の条件に制限され、高速道路や明確な車線のある道路以外の複雑な地域を運転する場合は、依然として人間のドライバーが運転する必要があります。

今日、レベル 2 の自律性を備えた自動車は路上を走行していますが、進歩の余地があります。

次のステップでは、自動車の内部と外部の両方に設置されたセンサーからの入力を組み合わせて、自動車がドライバーと周辺環境に、よりインテリジェントに反応できるようになります。これは自動運転ではありませんが、常にドライバーと乗っている人の安全性を確保するために、アクションを起こすことができます。NVIDIA は、これをスーパー レベル 2 と呼んでいます。これは、膨大なコンピューティング パワーを必要とするタスクです。

(引用;https://blogs.nvidia.co.jp/2018/02/07/whats-difference-level-2-level-5-autonomy/)

クボタは、自動運転コンバインを発売、井関農機自動田植え機の品ぞろえを拡充する等、農業分野へ自動化の波が押し寄せてきています。

トラクターやコンバインなどの農業用機械は、動く場所が限定され、直線的な動きが多い等自動運転技術を実用化しやすい条件がそろっています。

ヤンマーのロボットトラクター
【主な特徴】

・ トラクターに乗車することなく、近距離監視下においてタブレット 1つで作業をコントロール可能

・ レーザや超音波で人や障害物との距離を計測し察知する安全センサを設置

・ 自動運転中にエンジンが停止すると自動でブレーキがかかるセーフティブレーキを搭載

・ 衛星と基地局からの補正情報の2 つの電波で位置を求め、数センチ単位の高精度測位が可能
(引用;ヤンマー)

ロボタクシーの実現にも期待!

農業分野だけに自動運転技術が広がっている状態ではなく、サービス産業にも変革をもたらす
可能性があると考えられます。

高齢化や人手不足を背景に完全自動運転タクシー(ロボタクシー)が新たな移動手段として期待されています。

自動車部品大手の独コンチネンタルは、年内にもロボタクシーの試験車両を日本に導入するとのことです。ロボタクシーの用途は、交通機関だけではなく、ショッピングモール内での移動手段や、人手不足が問題の物流業での活用といった展開も考えられます。

大きな拡大が見込まれる自動車向け半導体市場

自動運転用AI半導体を手掛けるエヌビディアは、2035年までに約1億台の自動運転車、1,000万台のロボタクシーが普及し、自動車向け半導体事業の潜在的市場機会は600億ドルまで拡大するとの見方を示しています。

ロボタクシー等自動運転を実現するには、クラウドやAI等の技術を用いるため、膨大なデータを高速で処理する必要があります。それを支える高性能な半導体が欠かせないことから、半導体事業分野はこれから拡大していくのではないかと見込まれています。

ロボタクシーを実現する世界初のAIコンピュータを発表

自動運転の「頭脳」の役割を担うAI半導体分野でリードするのがエヌビディアです。

2017年に発表した自動車向けプラットフォーム「DRIVE PXPegasus」は、ドライバー不要の完全自動運転(レベル5)に対応し、ロボタクシーを実現する世界初のAIコンピュータです。

自動運転レベル 5 – 「マイノリティ レポート」の Lexus 2054

消費者向け自動車の発売時期: 2020 年代半ば

レベル 5 の自動車では、行き先を自動車に伝えた後、人間は一切関与する必要がなくなります。このような自動車は、制限なく人間のドライバーに可能なすべてのことを実行できます。レベル 5 の自動車は、都市のドライブからオフロード条件まで、あらゆる状況で運転できる自動交通手段となる可能性があります。

レベル 5 の自動車が消費者市場で発売されるまでには長い時間がかかるかもしれませんが、限られたエリアやジオフェンスが設定されたエリア内で、レベル 5 に近づく自動車が近いうちに発表される可能性があります (厳格に言えば、レベル 4 の自動車になります)。一方、内装が自動車というよりも航空機のファーストクラスのように見えるAudi の Aicon などのコンセプト カーに乗れば、自動車の愛好家は、地元の映画館でチケットを買ってこの映画を見なくても、将来、路上を走行する自動車のイメージをつかむことができます。

(引用;https://blogs.nvidia.co.jp/2018/02/07/whats-difference-level-2-level-5-autonomy/)

自動運転関連の製品群が豊富なインテル

インテルも、AI向けの処理に特化した新たなプロセッサを2019年に投入すると表明しています。インテルは、傘下のモービルアイをはじめ、ソフトウエアに強みを持つアプティブや、完成車メーカーのBMW等と連合を組み、自動運転車の開発を積極的に進めています

加速する企業のIT利活用

働き方改革の声が高まり、企業がRPAやIoT等を導入する動きが増加しています。7日銀短観では、産業向けを中心にソフトウエア投資額の見通しが上方修正されたことが確認できます。企業の投資拡大にともない、ITサービス企業の業績拡大の期待が高まることが考えられます。

NRI(4307)、日本ユニシス(8056)、CTC(4739)に注目

日銀短観(6月調査)では、ソフトウェア投資額の2018年度計画が上方修正されています。特に、金融以外の全産業で17年度比11.4%増と、産業向けの好調さが明確に出ていることから今後に期待が持てると考えられます。

NRIは、長期経営ビジョンに掲げる産業分野の拡大や23/3期に海外売上高を1,000億円(18/3期435億円)へ引き上げる計画に期待が持てます。

日本ユニシスは、フィンテックやAI・IoTを活用したサービスビジネスを拡大する新中期計画を通じて構造転換がさらに進めば、業績に期待ができそうです。

CTCは通信分野に強く、2019年頃から本格化する次世代通信「5G」の恩恵が大きい企業として注目されています。また、強みである情報通信分野では2019年から「5G」関連のビジネスが出てくる見込み。5GをIoTへ利用していくなかで生まれる新たな需要を取り込む意向である。

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