20代で資産運用を行うために知っておくべき事。1000万を作るには?

ビジネス

結論から書くと、コツコツやるべし!という一言に尽きます。

 

この記事を読んでいる人は、なんじゃそりゃ!んなこと知りたいんじゃねーよ。という方が多いと思います。

てっとり速く億万長者になりたいんじゃい!と思う気持ちもわかります。

 

特に最近だと仮想通貨で100万~1億くらい儲かったとか、そんな話を周りの友人から聞くこともあると思います。

 

そんな心境だとは思いますが、少ない金額が短期間で大金になるのはギャンブルくらいしかありません。パチンコや競馬、カジノや宝くじがそうでしょう。

 

ギャンブルで勝つ為の方法はいろいろあるんでしょうが、博打要素が強いので真面目に研究に取り組む人は少ないのではないでしょうか。

 

今回は、なるべく博打要素を除き勝つべくして勝つための準備について書いていきます。

 

結局いくらあれば資産運用が始められて、いくらになれば終わりを迎えるのか。

 

こちらも結論から書きます。

 

資産運用のスタートは100円だろうが100万円だろうがいくらからでも始められます。そして明確な終わりはありません。

終わりがないというと意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、以前証券会社で働いていた経験から言うと、人間の欲に際限はありませんでした(笑)

 

金持ちは付き合っている周りの人も金持ちで、世間一般から見れば金持ちでも更なる富裕層を知っています。そういう人たちを見ていると自分はまだまだと思うのでしょうか?

 

 

後はある程度の余裕ができると、眠らせている資産がもったいないと感じるようになり、結局はなにがしかの運用を始めるという傾向にあります。(人により取れるリスクの度合いは異なりますが。)

 

日銀がマイナス金利政策をとったことで、金融機関に預金や定期預金をしていても雀の涙程度の利息しかつかないことはご存知だと思います。

 

具体的に言えば0.001%程度の金利ですので、100万円預けて、10円前後の利息が支払われるというのが現状です。このような状態なので、1億程度保有していたとしても、銀行に置いておくだけだと1000円程度しか支払われません。

 

また、1億とまではいかなくても退職金で2000~3000万程度受取、直近で何か使う予定がなければ運用を考え始める人が多くいました。

 

このような環境であるため、資産運用に明確な終わりはないと言えるでしょう。

 

じゃあどーすんだよ!という突込みがありそうなので、人それぞれ身の丈にあった目標金額(ゴール)を設定し、その金額に達したらひとまずは資産運用を辞めてもいいのではないでしょうか。(ただ上に書いたようにお金があることで、新たな悩みも発生します。しかし、その時はその時考える!くらいでいいんじゃないでしょうか。。。)

 

なので今回は、ひとまず1000万作ることを目標にしてみましょう。

 

1000万作るために何をすべきか・・・?

 

まずは自分の収入と支出を知るところから始めましょう。

 

今回は20代で資金を作る方法について書いてますが、そもそも投資を検討している人はある程度余裕がある人だと思いますので、そこそこの年収があることにします。

 

東京で1人暮らし、年収500万程度が多いんじゃないでしょうか。

そんなに年収多くねーよ!という方や、もっともらってるぜ!という方は自分の年収に当てはめて考えてみてください。

 

年収500万程度であれば、所得税が15万、住民税が25万、社会保険料が70万程度差し引かれますので、手取りで考えれば390万程度が残ります。

 

年間390万ということは、月平均で32.5万円ありますね。

この月の手取りがいくらかを、自分の年収にあてはめて計算しましょう。

 

自分の年収がいくらで手取りいくらかを大まかに算出する便利なサイトがありましたのでご紹介しておきます。

(参考HP;https://heikinnenshu.jp/tokushu/tedori.html

 

1ヶ月の収入が判明したら、次は支出を確認しましょう。

 

各項目が固定費としてかかってきますので、自分に合った金額を出してみましょう。

 

家賃・・・・・7万円

光熱費・・・・1万円

通信費・・・・1万円

食費・・・・・4万円

日用品・雑貨等・・・・1万円

交通費・・・・1万円

交際費(飲み会やデートなど)・・・・3万円

美容・衣服・・・1万円

多少の変動はあるでしょうがだいたい1ヶ月の支出は19万円くらいでしょうか。

奨学金の返済などある人はあるでしょうから自分の1ヶ月の自由に使えるお金がいくらかを計算してみましょう。上のケースで言えば、13万程度が残りますね

何事もなければ1年で150万程度貯金することができます。(旅行に行ったりとか引っ越しとか冠婚葬祭とかいろいろあってそんなに残らないとは思いますが。)

 

13万程度残ると考えると、何かあった時の予備として3万円は残したとしても1ヶ月10万円は投資に回せそうですね。

 

1年で120万貯金して8年と3ヶ月かけて1000万を作るか、リスクはあるけど一月10万円を投資に回すかは人それぞれだと思います。

個人的には8年という時間がかかることが最大のリスクだと思ってしまいますが・・・。

 

 

では具体的にどのように投資していくのでしょうか。

年間120万を10%で回したとして、1000万になるのにどれくらいかかるのか・・・。

 

120万を複利で回すと6年と9か月位で1000万になります。

(複利計算の便利なサイトがあったので紹介しておきます。参照;https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870

 

ちなみに年間10%で運用するのは、株式やFXなど何かしら金融商品を利用しないと難しいです。

月1%増やすことを考えて、増えたり減ったりしながらコツコツやれば不可能な上昇幅ではないはずです。

大事なことはコツコツ続けることで、保有した金融商品がちょっと下がったからといって、塩漬けにしてしまう性格の人には向いてないかもしれないですね。(資金が潤沢にあって、塩漬けしてるものを除いても運用資金がある人は別ですが、、、。)

 

こうやってコツコツ運用を行うことで、30代前後で1000万の運用資金が手元にあるでしょう。

(自身の収入と支出を把握して、節約なりなんなりで支出を減らす努力を行うよりは収入を増やす努力を考える方が、精神的にいいと思います。収入を増やす方向で考えた場合、転売をしてみたり、ブログ書いてみたり、クラウドワークス等利用してみるとか調べてみましょう。)

そんなに時間かかるのかよ!と思ってしまったあなたに。

あのカイジの利根川さんの名言をどうぞ。

 

 

安くないんだ!1000万、2000万という金は!勘違いするなガキめらが。金はな、、、命より重いんだ!好む好まざるに関わらず人は金を得るために人生の多くの時間を使っている。言い換えれば自分の存在、命を削っている。存在そのものを金に変えているんだ。サラリーマンだろうが役人だろうがみんな命がけで金を得ている。

想像してみろ。エリートと言われている連中の人生を。小学、中学と塾通いをし常に成績はトップクラス。有名中学、有名進学校、有名一流大学と受験戦争に勝ってやっと一流企業に入っても待っているのは出世競争。

仕事第一と考え上司にへつらい、取引先にはおべっか。毎日律儀に会社に通い、残業をしそんな生活を10年余り続けて30代半ば、40、そういう歳になってやっと蓄えられる金額が1000万、2000万という金なんだ。分かるか!?2000万は大金。大金なんだ!

(引用;賭博黙示録カイジ)

 

 

・・・お金を稼ぐのは大変ですね。

以前証券会社で働いていた時は取り扱う金額も何百万~何億単位で扱っていたので金銭感覚がマヒしていました。

いざ自分のお金で運用となると数万円から数十万の投資にビビッてしまいます。

ただ今から運用を始めておかないと、20代の世代は年金がもらえるかどうかもわかりませんし自分自身のことは自力でどうにかできる状態を作っておくことが望ましいですね。

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