一口に短期売買といっても、あなたがイメージする短期売買とは、どのようなものでしょうか。
短期投資なら下落相場でも儲けるチャンスがある。
ポジティブに考え、「カンタンに儲けられそう」という意見や、「ギャンブルやくじのように不確かで怖い」というネガティブなものまで様々あるかと思います。
いろいろな投資方法がある中で、なぜ短期売買を選ぶのでしょうか。
今回はまず、短期売買の特長について、記述していきます。
短期売買のデメリット・メリット
短期売買のデメリット
として3つほどあげられます。
1:優待や配当がもらえない・・・権利確定日に株式を保有していないと優待や配当はもらえないので、短期売買をする場合は気をつけましょう。
2:長期的に見れば大きな利益になるかもしれないのに、目先の利益を優先する・・・これは結果論なのでなんとも言えませんが、長期で保有していれば100万円利益が出るところを10万円の利益で確定してしまうのはよくあります。
3:値動きの激しい銘柄で勝負しがちなので、株価の下落によるダメージが大きい。
続いて、
メリットの説明
短期売買の最大のメリットはどんな相場の時でも、利益を出すチャンスがあるという点です。
極端にいえば、強烈な下落トレンドの時でも、現物株の売買で、利益を出すチャンスがあります。
チャートなどを見ていると、一見右肩下がりに見える株価も、一直線に下げているわけではありません。株価は上下動を繰り返しています。
つまり、短いスパンで見れば、上昇している局面もあるわけです。
短期投資はまさにその上昇局面を狙う投資です。
小さい利益でも、積み重ねていけば、どんな相場環境でも儲けられる可能性があるということです。
資金効率や投資経験という点でもメリットがあります。
資金効率がいいという点について
購入した株価が順調に上昇している時は問題はないのですが、どんな銘柄にもたいてい一度は調整局面が訪れます。
この調整局面の際に、長期投資の場合は、調整中も資金がそこに固定されてしまうという問題が起きてしまいます。
個人投資家が株式投資に振り分ける資金には、限りがあります。
他に株価が上昇している銘柄を見つけたら、調整中の銘柄への投資を引き上げ、動きのいい銘柄に資金をまわしたほうが効率的だと言えます。
もし、最初に投資していた銘柄が再び上昇し始めたら、買い戻せばいいだけですからね。
そしてもう1つ、投資経験が積めるというメリットがあります。
投資期間の差こそあれ、持つべき知識などはかなり共通しています。
ですので、経験を早くたくさん積める短期売買のほうが、投資の上達という点では有利に働きます。
しかも結果がすぐ出るため、投資に対するモチベーションも高まります。
長期投資は、結果が出るのに文字通り長期間かかるため、無関心になりがちです。
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