「イベント」や「アノマリー」が投資に与える影響について

投資をする際、購入しようとする銘柄のことは事前に調べてから購入するかと思います。

その会社は儲かっているのかや、今後の事業方針などは会社のIRのページを見るとわかるかと思います。

決算発表や新製品発売、不祥事など個別の会社では調べることがたくさんありますね。

今回は個別銘柄を購入する前に、大きな視点で相場全体のイベントアノマリーについて書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

様々なイベントをきっかけに相場の波が形成されている

その時その場でのタイミングで購入するデイトレードでは、次にどのようなチャンスが訪れるかを察知することが重要です。

チャート上での売買シグナルは、売買する上での手助けになりますが、国内外のイベントを機に動くトレーダーが多いことも事実です。

ここでいうイベントとは、GDPの発表や日銀短観雇用統計などのマクロ的なものから、各企業毎の決算発表や中期経営計画などのミクロ的なもののことです。

また、IPOやM&A、東証1部への昇格、日経平均銘柄の入れ替えやTOPIXへの新規参入などの発表も重要なイベントにあたります。

また、日本と米国の株価には連動性があります。「NYダウが上がったから日経平均も上がる。」のように、なんとなく感じている方も多いかと思います。

特に、ハイテク関連などは米国ナスダック市場の影響を強く受けています。

米国市場の取引時間終了後に、悪材料が出ると米国に先んじて日本が影響を受けてしまうこともあります。

(ちなみにニューヨーク証券取引所は日本時間の23:30〜翌日6:00です)

逆に、日本企業の決算発表の影響を最初に受けるのはロンドン証券取引所やユーロネクストで、次にニューヨークのADR(米国預託証券)、最後に東京証券取引所というなんだかよくわからない動きをすることもあります。

よくわからない理由で、規則的に動く株価について

なぜそのような動きになるのか説明できない株価の動きをアノマリーと言います。

(英語ではanomalyで、直訳は「矛盾、例外」です。)

投資理論では説明できないけれども、株価が規則的に動いている状態です。

これは一時的なものでも偶然でもなく、長期に渡って継続的に発生している現象を指しています。

そして、 その出来事が株価の上下につながっているということがあります。 

具体例としては、

・日経平均は月初が高値をつけやすい(月末締めで手仕舞ったディーラーが月初に参入することで日経平均が上がる)

・小型株などジャスダック平均は月末高の傾向にある{ドレッシング買い(評価益を上げるために、機関投資家などが期末に保有中の銘柄を追加購入し、意図的に価格を上げる行為)のため}

・Sell in Mayや夏枯れ相場(米国ファンドの決算やポジション整理。海外の夏期休暇や日本のお盆休みなどで投資家が休む)

などがあげられます。

上記のようにアノマリーには、法則の理由が理解できるものもあれば、太陽の黒点の位置や、月の満ち欠けで転換点を探るというよくわからないものまであります。

相場は市場参加者の心理状況によって動く要素が大きいので、このようなアノマリーを知っておくのも損にはならないかと思います。 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする