サンバイオと大日本住友が、共同開発している再生細胞医薬SB623が主要評価項目を達成できなかったとの速報を受けてからサンバイオはPTSでストップ安。未だ寄りついてません。
サンバイオと大日本住友製薬の大量売りが新興企業を中心としたバイオ関連株にも波及している。サンバイオは足元のバイオ相場をリードしてきただけに、治験結果に対する失望がそーせいグループなどバイオ関連企業全体の不透明感として意識されている。
午前10時13分時点では、サンバイオは前日比26%(3000円)安の8710円売り気配、大日本住友は同19%(700円)ストップ安の3065円売り気配となっている。このほか、そーせいGは一時10%安、ペプチドリームは同4.5%安、オンコリスバイオファーマは同11%安、ラクオリア製薬は同10%安、ヘリオスは同20%安など軒並み安。サンバイオをはじめとして新興バイオ株が多いマザーズ指数は一時6.4%安と、昨年12月25日以来(7.6%安)の日中下落率となっている。
リブラ・インベストメントの佐久間康郎社長は「外部投資環境に不透明感がある中で、個人投資家はサンバイオの材料をもとに新興バイオ関連株への集中投資を積極化させてきた」とした上で、「個人投資家はほとんど信用取引でバイオ関連株を買っていたことから、1銘柄が暴落すると追い証が発生して同じ個人投資家好みの銘柄に需給面でのドミノ倒しが起きやすい」と述べた。
このため同氏は、サンバイオ株急落が「マザーズを含めた新興市場全体に影響を与えている」と分析。同株については「発行済み株式総数約4900万株に対して1200万株もの売りが出ている。多くが個人投資家による信用買いの投げの可能性がある」との見方を示した。
サンバイオと大日本住友は29日、共同開発している再生細胞医薬「SB623」が慢性期脳梗塞を対象とした米国での治験フェーズ2bで主要評価項目を達成できなかったとの解析速報を発表した。アナリストは同試験結果をネガティブサプライズとリポートで指摘している。サンバイオは外傷性脳損傷に関する日米グローバル第2相試験で主要評価項目達成と発表した昨年11月1日終値3685円から今月29日終値1万1710円まで3.2倍、大日本住友は同2152円から3765円まで75%高となっていた。
(引用;https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-29/PM48856JTSEM01?srnd=cojp-v2)
大日本住友製薬はストップ安で売り板に70万株以上が残っています。
ちなみにサンバイオと大日本製薬の比較チャートがこちら。
こちらはサンバイオ第4位大株主であった帝人のチャート。
277万株を保有していましたが、大量保有報告書によると
昨年9月に3170円で79万株を売却していますね。(約25億)
それ以降は5%以上保有していないので提出義務がなく売却しているかどうかはわかりません。
11月5日の決算説明資料では
前回の売却分がその他事業会社に該当すると思われます。
残りの198万株はどうするのか注目です!
帝人さんには今のサンバイオが見えてたってことか… pic.twitter.com/VCUaJbSQaV
— Heavenwood_7 (@Heavenwood_7) 2019年1月29日
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