株式投資を始めてみたい、、、でもなんか難しそうだし大金が必要そうなイメージでなかなか踏ん切りがつかない。
いったいいくらぐらいの金額を用意して株式投資を始めたらいいのかに注目して書いていきます。
そんなに難しいことは書きません。ただ株式投資をやってみようかなと検討中の人が一歩踏み出す際に役に立てればと思います。
必要最低金額を調べましょう
最初に下の画像をご覧ください。(下の株価一覧などはYAHOO!ファイナンスより調べることができます。)
単元株価格下位の上位25銘柄をピックアップしました。
真ん中辺りの取引値・単元株数・単元株価格に注目しましょう。
取引値・・・ここが日々変動する株価を指しています。マーケットが動いているのは平日の9時~15時で、その日の取引時間終了時の株価と同じ価格です。
単元株数・・・売買する際の最低ロットです。今はほとんどの銘柄が100株単位での売買に揃えられています。そのため、株価×100が最低必要金額です。
単元株価格・・・この値が株を購入する際に必要な最低金額です。上記にもあるように、取引値(株価)×単元株数で求められます。
上位3銘柄を見てみましょう。(ちなみに1位の銘柄は今回省略します。)
2~3位のアジア開発キャピタル(9318)とランド(8918)を見てみましょう。
仮にこの銘柄を100株購入するのであれば、必要最低金額は700円と800円です。1万株購入するのであれば、7万円と8万円必要です。
よって、株式を購入する際に必要な最低金額は700円です。
いくらから投資を始めるべきか?
必要最低金額が700円と判明したので、やろうと思えば誰でも株式投資を始められると思います。
ただ、株式投資を始めようと考えている人は自分の資産を増やしたくて始めるはずなので、その投資が資産運用として適切かどうかを考えましょう。
資産形成の時期別で考える投資金額
資産運用を始めようとする時の状態によって、いくらから投資を始めるべきかは変わってきます。
また、その人の何を目的に投資を行うのかで取れるリスクの大きさも変わってくるかと思います。
20~30代の働き盛りではあるが、あまり資産がなく、アーリーリタイアしたいがために数千万~数億を増やそうと考えている人と
60代以降で定年退職し、退職金を眠らせておいてもしょうがないし、社会勉強になって少しでも生活の足しになればいいなと考えている人では
取るべき投資戦略は当然異なってきます。
いくらくらいの金額でスタートし、どのような投資手法をとるのがベターなのかを書いていきます。
60代~ ある程度貯蓄があるものの今後に不安を抱えている
60代以上の方であれば、30万~100万程度の金額で気になる銘柄をいくつか買って様子見しましょう。
購入する銘柄はあまり値動きの大きくない銘柄がいいでしょう。マザーズやジャスダックのような新興市場ではなく、東証一部上場で時価総額が大きく、業績の良い会社を探しましょう。
複数銘柄を持ち複数回売買する実践経験が一番勉強になります。
試行回数が増えれば増えるほど経験値が溜りプラスになりますが、売買の都度なぜ利食いできたのか、なぜ損切りになったのかを検証しましょう。
そもそも購入した銘柄はこれから株価が上がるだろうと、業績なりチャートなりを見て判断しているはずです。
その購入前に建てた仮設が正しいかどうかの検証を繰り返すことで投資に対する精度が向上していくはずです。
ただ、必要以上にリスクを取らなくてもいい時期なため、何度か試しに行った売買の状況次第では高配当株を買って放置しておくなどしましょう。
20代~ 働けば収入があるため失敗しても大丈夫
若いうちはあまりお金がない人がほとんどだと思います。
その為、今自分が出せる範囲の金額で、少額でも全然いいので積極的に投資していきましょう。
個人的には10万~30万くらいは用意しておくといいと思います。
2万3万だとあまり真剣になれず、投資に対する熱意が冷めて放置しておくことになってしまう可能性があるため、ある程度自分が真剣になれる金額を用意しましょう。
上にも書きましたが、実際に売買する実践経験が一番身になります。
自分の経験から成功パターンを抽出し、勝つべくして勝てるよう頑張っていきましょう。
上の方で最低700円あれば株は買えると書いてますが、ランドやアジア開発キャピタルみたいな株は触らないことをお勧めします。
10万円あれば東証1部に限定しても、650銘柄以上あります。
その中から自分の知っている会社を買った方が理解しやすいと思います。
良くわからない会社の株を買って放置するより全然いいはずです。
基本的には順張りで、上がっている銘柄でこれからも上がりそうな銘柄を購入しましょう。
長期投資かつ安定的に投資がしたい場合は、時価総額が大きく、出来高もそこそこあり、業界ナンバー1の銘柄で業績がいい会社を購入するのがいいと思います。
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